
もんじゃ焼き
料理: 日本料理
地域: 東京都
分量: 2〜3人分
「もんじゃ焼き」は家庭向けの主食。土手が決壊しないよう、最初は具をしっかり炒めて水分を飛ばしておくのがコツ。材料と手順は以下の通りです。補足には家庭向けのコツもあります。
材料
- キャベツ 300g
- 切りいか(するめの細切り) 大さじ2
- 桜えび(または干しえび) 大さじ2
- 揚げ玉 大さじ3
- ホールコーン 大さじ3
- 紅しょうが 大さじ1
- 【生地】水 350ml
- 【生地】薄力粉 30g
- 【生地】和風顆粒だし 小さじ1
- 【生地】ウスターソース 大さじ2
- 【生地】醤油 小さじ1
- サラダ油 大さじ1
- 青のり 適量
- かつお節 適量
手順
- キャベツは5mm角ほどの粗いみじん切りにする。紅しょうがも細かく刻み、コーンは水気をよく切る。
- 【生地】大きめのボウルに水、顆粒だし、ウスターソース、醤油を入れて混ぜ、薄力粉をふり入れて泡立て器でだまのないように混ぜる。シャバシャバの水のような生地でよい。
- 生地にキャベツ、切りいか、桜えび、紅しょうが、コーンを加えてさっと混ぜる。揚げ玉は焼く直前に加える。
- ホットプレートを230℃(高温)に熱して油をひく。ボウルの具だけを汁気を切りながらすくって入れ、2本のへらで刻むように2〜3分炒める。
- キャベツがしんなりしたら、具を外側に寄せて直径20cmほどのドーナツ状の土手を作る。
- 土手の中央に、ボウルに残った生地を半量ずつ流し入れる。ふつふつと煮立ってとろみがついてきたら、残りも流し入れる。
- 中央全体がとろりと煮詰まったら、土手を崩して全体を混ぜ合わせ、薄く平らにのばす。青のりとかつお節をふる。
- 小さなへら(はがし)で端から少しずつ鉄板に押しつけ、焦げ目をつけながらすくって食べる。
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補足
土手が決壊しないよう、最初は具をしっかり炒めて水分を飛ばしておくのがコツ。
明太子とおもち、チーズ、カレー粉など、具を足してアレンジするのも月島流の楽しみ方です。
鉄板に薄くのばして、パリッと焦げた部分とトロッとした部分の両方を味わいましょう。
ホットプレートがなければ、大きめのフライパンでも作れます。その場合は中火で、生地を少しずつ加えて。
由来・歴史
もんじゃ焼きは、水でゆるく溶いた小麦粉の生地に細かく刻んだキャベツなどの具を混ぜて鉄板で焼き、小さなへらで鉄板から直接すくって食べる東京の下町の味です。
昭和20年代の食料難の時代、うどん粉を水で溶いて醤油や蜜を加えただけのシンプルなもんじゃが、駄菓子屋で子どもたちに親しまれていました。紙や筆記用具が手に入りにくかったころ、生地で鉄板に文字を書いて覚えたり遊んだりしたことから「文字焼き」と呼ばれ、それが「もんじ」「もんじゃ」と変化したといわれます。
高度経済成長とともに、キャベツやコーン、揚げ玉など具が豊かになる一方で、駄菓子屋は次第に姿を消していきました。子どものころの味を残そうと、中央区月島で数軒の店がもんじゃ焼き専門店を開き、大人がお酒とともに楽しむ料理へと生まれ変わりました。いまでは月島の「もんじゃストリート」に多くの店が軒を連ねています。