
親子丼
料理: 日本料理
地域: 東京都
分量: 2人分
「親子丼」は家庭向けの主食。卵を2回に分けて入れると、しっかり固まった部分ととろとろの部分ができ、食感に変化が出ます。材料と手順は以下の通りです。補足には家庭向けのコツもあります。
材料
- 鶏もも肉 1枚(約250g)
- 醤油(下味) 小さじ1/2
- 酒(下味) 小さじ1/2
- 玉ねぎ 1/2個(100g)
- 卵 3個
- 三つ葉 4〜5本
- だし 120ml
- 醤油 大さじ1と1/2
- みりん 大さじ1と1/2
- 砂糖 小さじ2
- 温かいご飯 2杯分(約400g)
手順
- 鶏肉は余分な脂と筋を除き、包丁を寝かせて2〜3cm大のそぎ切りにする。醤油と酒の下味をもみ込んで5分置く。
- 玉ねぎは縦半分にして繊維に沿って5mm幅の薄切り、三つ葉は2cm長さに切る。卵はボウルに割り入れ、白身を切るように菜箸で5〜6回だけ混ぜる。黄身と白身が完全に混ざりきらない程度がよい。
- 小さめのフライパン(または親子鍋)にだし、醤油、みりん、砂糖を入れて中火にかけ、煮立ったら玉ねぎを入れて2分煮る。
- 鶏肉を重ならないように並べ入れ、ときどき返しながら4〜5分、中まで火を通す。煮汁が少し煮詰まって甘い香りが立ってくる。
- 煮汁がふつふつと煮立っているところに、溶き卵の2/3量を中心から外側へ円を描くように回し入れる。ふたをして中火で30秒ほど加熱する。
- 残りの卵を回し入れて三つ葉を散らし、すぐに火を止めてふたをし、20〜30秒蒸らす。表面がとろりとした半熟状態が目安。
- 丼にご飯を盛り、フライパンを傾けて具をすべらせるようにのせ、煮汁も適量かける。
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補足
卵を2回に分けて入れると、しっかり固まった部分ととろとろの部分ができ、食感に変化が出ます。
1人分ずつ作ると、きれいにご飯にのせやすく失敗しにくくなります。その場合は材料をすべて半量に。
好みで粉山椒や七味唐辛子をふると味が引き締まります。
鶏むね肉で作る場合は、片栗粉を薄くまぶしてから煮ると固くなりにくくなります。
由来・歴史
親子丼は、だしと醤油、みりんで鶏肉と玉ねぎを煮て卵でとじ、ご飯にのせた丼料理です。鶏と卵、つまり「親」と「子」を一緒に使うことからこの名が付きました。
発祥については諸説ありますが、東京では明治の中ごろ、日本橋人形町の軍鶏鍋の店で、鶏すきの〆に残った肉と割下を卵でとじ、ご飯と一緒に食べる客がいたことが始まりと伝えられます。これは「親子煮」と呼ばれていました。
明治24年(1891年)ごろ、この店のおかみが親子煮をご飯にのせて一品料理に仕立て、出前用のメニューとして売り出したところ、日本橋や兜町の商人たちの間で評判となり、やがて全国に広まったといわれます。いまでは玉ねぎや長ねぎを加え、卵の固さも好みで仕上げる、家庭の定番料理になっています。