
味噌煮込みうどん
料理: 日本料理
地域: 愛知県
分量: 2人分
「味噌煮込みうどん」は家庭向けの主食。一人用の土鍋で作ると保温性が高く、最後まで冷めにくいうえ、食べ進むうちに麺の食感が変わっていくのも楽しめます。材料と手順は以下の通りです。補足には家庭向けのコツもあります。
材料
- ゆでうどん 2玉
- だし汁 500ml
- 赤味噌(八丁味噌などの豆味噌) 大さじ3
- 砂糖 小さじ1
- 油揚げ 1枚
- 鶏もも肉 60g
- 卵 2個
- かまぼこ(赤) 40g
- 長ねぎ 20g
手順
- 鶏もも肉は1.5cm角に切る。油揚げは熱湯を回しかけて余分な油を落とし、1cm幅に切る。かまぼこは5mm厚さの半月形、ねぎは斜め薄切りにする。
- 小さな器に赤味噌と砂糖を入れ、だし汁をおたま1杯分ほど加えてよく溶きのばしておく。豆味噌は溶けにくいので、先に溶いておくとダマにならない。
- 土鍋にだし汁を入れて中火にかけ、沸いたら溶いた味噌、鶏肉、油揚げを加える。鶏肉の色が変わり、中まで火が通るまで3〜4分煮る。
- うどんを加え、ときどき鍋底から返しながら弱めの中火で約5分。麺が赤茶色に色づき、汁に少しとろみが出てくれば頃合い。
- かまぼことねぎを散らし、中央を少しくぼませて卵を割り落とす。ふたをして1〜2分、白身の縁が白くなり始めたら火を止める。
- ふたをしたまま食卓へ運ぶ。ふたを取り皿代わりにして、熱々の麺を少しずつ冷ましながら食べるのが名古屋らしい楽しみ方。
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補足
一人用の土鍋で作ると保温性が高く、最後まで冷めにくいうえ、食べ進むうちに麺の食感が変わっていくのも楽しめます。
八丁味噌だけで渋みや苦みが気になる場合は、赤だし味噌を混ぜたり、みりんを少し加えたりすると角が取れます。
専門店の麺は塩を入れずに打った生麺で、煮込んでもコシが残ります。手に入れば、生麺をそのまま汁で煮込んでみてください(煮込み時間は袋の表示を目安に延ばす)。
しいたけやしめじなど、きのこを足しても合います。
残った汁にご飯を入れて卵でとじれば、味噌雑炊として〆まで楽しめます。
由来・歴史
きしめんと並んで愛知を代表する麺料理。濃い赤茶色の豆味噌の汁で、腰のしっかりした麺をぐつぐつ煮込んで作ります。もともとは家庭の味でしたが、明治期にはすでに一宮市の食堂で提供されていたともいわれ、その後名古屋を中心に広まりました。
味の決め手の八丁味噌は、岡崎城から西へ八丁(約870m)の場所にあった八丁村(現在の岡崎市八帖町)で生まれた豆味噌。原料はほぼ大豆のみで、長い時間をかけて発酵・熟成させるため、色も味も濃厚です。三河地方には古くからこの赤味噌の文化が根づき、味噌仕立ての郷土料理がたくさん伝わっています。
店ごとに味噌の配合や具が異なり、地元の人はもちろん観光客にも人気のソウルフードです。