
ザンギ
料理: 日本料理
地域: 北海道
分量: 4人分
ザンギ(北海道ザンギとも呼ばれる郷土の揚げ物)は、しょうゆ・しょうが・にんにくで濃いめに漬けた鶏肉に小麦粉を薄くまぶして揚げる北海道の定番です。一般的な唐揚げより味が染み、大きめに切る家庭も多いのが特徴です。
ひと目でわかる
所要時間:約40分(漬け込み別) · 4人分 · 難易度:ふつう · 1人分あたり約390kcal目安
ザンギ(北海道ザンギとも呼ばれる郷土の揚げ物)は、しょうゆ・しょうが・にんにくで濃いめに漬けた鶏肉に小麦粉を薄くまぶして揚げる北海道の定番です。一般的な唐揚げより味が染み、大きめに切る家庭も多いのが特徴です。
材料
- 鶏もも肉 500g(約1.5〜2枚分・大きめに切る)
- 酒 大さじ2(約30ml)
- しょうゆ 大さじ2(約30ml)
- こしょう 少々
- しょうが(すりおろし) 1片分(約10g)
- にんにく(すりおろし) 1片分(約8〜10g)
- 小麦粉 大さじ4〜5(まぶす用)
- 揚げ油 適量(高さ2〜3cm)
- 塩(仕上げ・任意) 少々
- レモンまたはからし(任意) 適量
手順
- 鶏もも肉は余分な脂を少し取り除き、一口より大きめ(約40〜50g)に切る。キッチンペーパーで表面の水分をしっかり拭く。唐揚げよりやや大きめのカットが北海道らしいボリューム感につながります。
- ポリ袋またはボウルに酒・しょうゆ・こしょう・おろししょうが・おろしにんにくを入れ、鶏肉を加えてよくもむ。空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫で1時間(最短30分、余裕があれば半日)漬け込む。
- 別の袋に小麦粉を入れ、一度に揚げられる分量の鶏肉を入れて袋を膨らませ、薄くむらなく粉をまぶす。余分な粉は軽くはたく。
- フライパンや鍋に油を高さ2〜3cm入れ、170℃前後(菜箸から細かい泡がゆっくり出る温度)に熱する。鶏肉を間隔をあけて入れ、中火で5〜7分、表面がきつね色になり油の音が静かになるまでゆっくり揚げる。竹串を刺して透明な肉汁が出れば火通り十分。
- 油をよく切り、好みで塩をひとつまみ振る。レモンやからしを添えてすぐ供する。ごはんの上にのせてザンギ丼にしてもよい。
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補足
一般的な唐揚げより漬けだれが濃めで、衣は片栗粉より小麦粉を薄くまぶすのが北海道のザンギらしい特徴です。衣を厚くしすぎないのがコツです。
漬け時間は最低30分、できれば1時間以上。半日置くと味がしっかり染みますが、塩気が強くなるのでしょうゆは大さじ単位を守りましょう。
骨なしが道内では一般的です。骨付きにする場合は火が通りにくいので、油温をやや低めにして時間を長めに取ってください。
一度にたくさん入れると油温が下がってべたつきます。2〜3回に分けて揚げ、揚げ終わりが近づいたら最後の30秒だけ火を強めて色を整えるとカリッとしやすいです。
冷めてもおいしく、弁当や運動会の定番にもなります。温め直すときはトースターやオーブントースターが衣の戻りに向きます。
時間と温度
漬け込み:30〜60分(理想1時間〜半日) · 油温め:5分(約170℃) · 揚げ:中火5〜7分/回
栄養
390 kcal · たんぱく質 26 g · 脂質 24 g · 炭水化物 12 g
1人分(約120g揚げ上がり)の目安・推定
代用
- 鶏もも → むね肉(漬け短め・揚げ過ぎ注意)
- 小麦粉 → 薄力粉、または小麦粉7:片栗粉3
- しょうゆだれ → めんつゆ濃いめ+にんにく少々で代用可
- 骨なし → 骨付きは油温やや低め・時間長め
- レモン → からしや酢じょうゆ
保存
粗熱後に密閉し冷蔵2日程度。弁当なら完全に冷ましてから。冷凍は1個ずつ凍らせて約2〜3週間。再加熱はトースターかオーブントースターが衣の戻りに向く。レンジのみだとベタつきやすい。
よくある質問
- 唐揚げと何が違うの?
- ザンギは漬けだれが濃めで小麦粉の薄衣が基本。唐揚げは片栗粉衣が多く、切るサイズも家庭差がありますが、北海道では大きめカットが多いです。
- 衣がベタついて失敗するのは?
- 油温不足と入れすぎが主因です。170℃前後を保ち、一度に揚げすぎず、粉は薄くまぶして余分をはたいてください。
- 漬け込みはどのくらい必要?
- 最短30分、理想は1時間。半日まで可能ですが塩気が強まるのでしょうゆ量は守りましょう。作り置き漬けは前日夜までが扱いやすいです。
- 中が生で外だけ色づくときは?
- 切り方が大きすぎるか油が熱すぎです。40〜50g程度に揃え、最初は中火でじっくり、仕上げで色を整えます。
- 弁当や翌日に持っていくコツは?
- 完全に冷ましてから詰める。温めるならトースターがおすすめ。ソースを別添えにすると衣が湿りにくいです。
由来・歴史
ザンギは、北海道で鶏の唐揚げを指して呼ばれる郷土の揚げ物です。しょうゆ・しょうが・にんにくなどで濃いめに下味をつけ、小麦粉を薄くまぶして揚げるのが特徴で、一般的な唐揚げより味がしっかり染みた一品として道内の家庭や飲食店に根づいています。
昭和30年ごろ、釧路市の鶏料理店が鶏をぶつ切りにして揚げたのが始まりという説があり、中国料理の炸鶏(ザーチー)に運がつくように「ン」を入れてザンギと呼ぶようになったとも伝えられます。骨なしが主流で、祝いの席や弁当、居酒屋のつまみまで幅広く登場します。
このレシピは家庭向け4人分で、唐揚げとの違いが伝わるよう大きめカットと小麦粉の薄衣、濃いめの漬けだれを意識してまとめています。