
北海道ラーメン(野菜炒めのせ醤油味)
料理: 日本料理
地域: 北海道
分量: 4人分
「北海道ラーメン(野菜炒めのせ醤油味)」は家庭向けの主食。丼に先にラードを入れておくと、スープの表面に薄い油の膜ができて最後まで冷めにくくなります。寒い地域ならではの工夫です。材料と手順は以下の通りです。補足には家庭向けのコツもあります。
材料
- 中華麺(生・中太ちぢれ) 4玉
- 豚肉(肩ロースまたはバラ・かたまり) 100g
- もやし 200g
- 玉ねぎ 1個
- 白菜 2枚
- ピーマン 1個
- メンマ(味付き) 100g
- ゆで卵 2個
- 長ねぎ 1/2本
- にんにく 1片
- ラード 大さじ3
- 豚骨スープ(市販の白湯スープを薄めたものでも可) 1.6L
- 醤油 大さじ5
- みりん 大さじ3
- 砂糖 大さじ2
- 塩 小さじ2
- こしょう 少々
手順
- 【下ごしらえ】豚肉は5mm幅の細切りにする。玉ねぎは薄切り、ピーマンは細切り、白菜は芯と葉に分けて芯はそぎ切り、葉はざく切りにする。長ねぎは小口切り、にんにくはみじん切りにする。ゆで卵は殻をむいて縦半分に切る。
- 【スープ】鍋に豚骨スープを入れて中火で温め、醤油、みりん、砂糖、塩を加える。ひと煮立ちしたら味見をし、やや濃いめと感じるくらいに塩で調えて、ごく弱火で保温しておく。
- 麺をゆでるためのたっぷりの湯を大きな鍋で沸かし始める。丼は湯を張って温めておく。
- 【野菜炒め】中華鍋(または深めのフライパン)にラード大さじ2を入れて強火で熱し、にんにくと豚肉を炒める。肉の色が変わったら玉ねぎ、白菜の芯、ピーマンを加え、油が回ったらもやしと白菜の葉を入れて1分ほどあおり、こしょうをふる。
- 炒めた野菜の鍋に温めたスープをおたま2杯分ほど注いでジュッと煮立て、香ばしさを移したら、そのまま全量をスープの鍋に戻す。野菜はしゃきっとした歯ごたえが残るうちに火を止める。
- 麺をほぐしながら湯に入れ、袋の表示時間どおりにゆでる。ゆで上がる直前に丼の湯を捨て、残りのラードを等分に入れておく。
- 丼に熱々のスープを注ぎ、湯をしっかり切った麺を入れて箸で軽く整える。野菜炒めをこんもりとのせ、メンマ、ゆで卵、長ねぎを添えてすぐに供する。
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補足
丼に先にラードを入れておくと、スープの表面に薄い油の膜ができて最後まで冷めにくくなります。寒い地域ならではの工夫です。
味噌味にするなら、醤油を大さじ2に減らし、味噌大さじ4〜5をスープで溶きのばして加えます。仕上げにバターとコーンをのせると北海道らしい一杯に。
麺は表示時間より30秒ほど早く引き上げると、スープを吸ってもちょうどよい固さで食べられます。
野菜は炒めすぎないこと。強火で短時間、が水っぽくならないコツです。
由来・歴史
北海道は「ご当地ラーメン」の宝庫です。札幌の味噌、函館の塩、旭川の醤油が三大ラーメンとして知られ、寒さの厳しい土地で温かい麺料理が日常の食事として根づいてきました。
日本で最初のラーメンについては、明治17年(1884年)に函館の洋食店が「南京そば」を出したという説がありますが、確かな記録は残っていません。北海道でラーメンが一気に広まったのは戦後のことです。
地域ごとの個性もはっきりしています。旭川では焦がしたラードなどの香味油でスープにふたをして冷めにくくし、函館では脂の少ない澄んだ豚骨スープであっさりと仕上げます。釧路の細いちぢれ麺は、忙しい漁師にすばやく出せるよう、ゆで時間を短くするために生まれたといわれます。製麺所から取引先の店にのれんが贈られる、という北海道ならではの習わしもあります。