
たけのこご飯
料理: 日本料理
地域: 宮城県
分量: 4〜6人分
「たけのこご飯」は家庭向けの主食。材料と手順は以下の通りです。補足には家庭向けのコツもあります。
材料
- ゆでたけのこ 150g
- 米 3合(540ml・約450g)
- 水 540ml(煮汁と合わせて)
- 油揚げ 1枚
- にんじん 60g
- 木の芽(山椒の若葉) 少々
- 【下味】醤油 大さじ3
- 【下味】砂糖 大さじ1
- 【下味】酒 大さじ1と1/2
手順
- 米はといでざるに上げ、30分ほど置いて水気を切る。
- ゆでたけのこは、穂先はくし形に薄く、根元は3cm長さの小さめの短冊切りにする。穂先と根元で切り方を変えると、食感の違いが楽しめる。
- にんじんは3cm長さの細い短冊切りにする。油揚げは熱湯を回しかけて油抜きし、縦半分にして細切りにする。
- ボウルに下味の醤油、砂糖、酒を合わせ、たけのこ、にんじん、油揚げを入れて10分ほど漬けて味をなじませる。
- 具をざるで汁ごとこして、汁と具に分ける。汁に水を足して540mlにする。
- 炊飯器の内釜に米を入れ、5の汁を注いでひと混ぜし、具を米の上に平らにのせる(混ぜ込まない)。普通に炊く。
- 炊き上がったら10分蒸らし、しゃもじで底から大きく混ぜる。茶碗に盛り、木の芽を手のひらでぽんとたたいて香りを立たせてからのせる。
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補足
生のたけのこを使うときは、穂先を斜めに切り落として縦に切り目を入れ、米ぬかひとつかみと赤唐辛子1本を入れたたっぷりの湯で、落としぶたをして50分〜1時間ゆでます。根元に竹串がすっと通ったら火を止め、そのまま冷ましてから皮をむきます。
具を米の上にのせて炊くのは、具の重みや醤油で米の吸水が妨げられ、芯が残るのを防ぐためです。
鶏もも肉100gを小さく切って一緒に炊き込むと、うま味が増して食べごたえのあるご飯になります。
残ったら1食分ずつラップで包んで冷凍できます。おにぎりにしてもおいしい。
由来・歴史
たけのこご飯は、春先にとれるたけのこを、油揚げやにんじんと一緒に醤油味で炊き込んだご飯です。旬の時期にしか味わえない、春を告げる家庭の味として全国で親しまれています。
宮城県は、日本でたけのこ(孟宗竹)が育つ北限に近い地域とされ、県南部の丘陵地には竹林が多く見られます。春になると地元でとれたたけのこを掘り、その日のうちにゆでて、炊き込みご飯や煮物にして味わう習わしがあります。
たけのこは掘ってから時間がたつほどえぐみが強くなるため、とれたてをすぐ下ゆでするのが何よりのごちそうとされてきました。家庭によっては山菜やしいたけ、鶏肉を加えることもあり、炊き上がったご飯に木の芽をのせて、香りとともに春の訪れを楽しみます。