お雑煮

お雑煮

料理: 日本料理

地域: 東京都

分量: 2人分

お雑煮(ぞうに)は、焼いた角餅と鶏肉・青菜をすまし汁でいただく関東風の正月料理です。東京では昆布とかつおのだしにうすくちしょうゆと塩で味をつけ、澄んだ汁に香ばしい餅を入れるのが定番です。

ひと目でわかる

所要時間:約40分 · 2人分 · 難易度:ふつう · 1人分あたり約280kcal目安

お雑煮(ぞうに)は、焼いた角餅と鶏肉・青菜をすまし汁でいただく関東風の正月料理です。東京では昆布とかつおのだしにうすくちしょうゆと塩で味をつけ、澄んだ汁に香ばしい餅を入れるのが定番です。

材料

  • 角餅(切り餅) 2個
  • 鶏ささみ(または鶏もも薄切り) 100g
  • 小松菜 1/2束(約100g)
  • かまぼこ 4枚分
  • 三つ葉 数本
  • ゆずの皮(黄ゆず) 少々
  • 水 600ml
  • 昆布 5〜8g(約10cm角1枚程度)
  • かつお節 10g
  • うすくちしょうゆ 小さじ2/3(約4ml)
  • 塩 小さじ2/3(約4g)

手順

  1. 鍋に水600mlと昆布を入れ、中火にかける。沸騰直前で昆布を取り出し、一度軽く煮立たせて火を止める。かつお節を入れて静かにおき、約1分後に布巾かペーパータオルを敷いたざるでこしてだしを取る(市販のだしパックや顆粒だしを使う場合は表示どおりに600ml分を用意)。
  2. 小松菜は塩少々を入れた熱湯で軸が柔らかくなるまでゆで、冷水に取り、しっかり水気を絞って2〜3cm幅に切る。かまぼこは食べやすい厚さに切り、三つ葉は2〜3cmに切る。ゆずは薄い皮だけを細切りか柑橘皮むきにする。
  3. ささみは筋を取り一口大に切って塩を軽く振る。別の鍋で湯を沸かし、色が白くなるまでさっとゆでて取り出す(もも肉の場合は一口大にして同様に下ゆで)。
  4. 餅はトースターや網で両面に香ばしい焼き色がつくまで焼く。半分に切ってから焼くと器に収まりやすい。
  5. 鍋にだしを入れて軽く煮立て、うすくちしょうゆと塩で味を整える。小松菜を加えて1〜2分温め、器にささみ・焼いた餅・小松菜・かまぼこ・三つ葉を盛り、熱いすまし汁を張る。最後にゆずの皮をのせて完成。

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補足

関東風は角餅を焼いてからすまし汁に入れるのが定番。関西の丸餅・味噌仕立てとは別系統です。

だしは昆布+かつおの合わせだしが基本。忙しいときは市販のパックだしでも十分おいしく作れます。

うすくちしょうゆは色を抑えつつ塩気を足すため。濃口しかない場合は量を控えめにし、塩で整えてください。

餅は焼きすぎると硬く、焼き足りないとベタつきます。表面が膨らんで狐色になるくらいが目安です。

具は小松菜の代わりにほうれん草、かまぼこの代わりになるとでも家庭らしいアレンジになります。鶏肉はささみ以外にもも肉でも構いません。

時間と温度

だし:10〜12分 · 具の下ごしらえ:10〜15分 · 餅焼き:5〜8分 · 仕上げ煮:2〜3分

栄養

280 kcal · たんぱく質 18 g · 脂質 4 g · 炭水化物 42 g

1人分(餅1個+具+汁約300ml)の目安

代用

  • 鶏ささみ → 鶏もも薄切りや鶏むね
  • 小松菜 → ほうれん草や菜の花
  • うすくちしょうゆ → 濃口を控えめ+塩で調整
  • 手づくりだし → だしパックや顆粒だし
  • かまぼこ → なるとやはんぺん

保存

汁と具は別々に冷蔵し当日〜翌日中がおすすめ。餅は焼いてから保存すると硬くなるので、食べる直前に焼く。余っただしは冷蔵2日程度。冷凍は餅が食感を損ないやすいので非推奨。

よくある質問

餅が溶けて汁が濁るのは?
餅を汁の中で長く煮ると溶けやすいです。焼いた餅は器に盛り、熱い汁をかけてすぐ食べるのが関東風のコツです。
関西の雑煮との違いは?
関東は角餅を焼いてすまし汁、関西は丸餅を煮て味噌仕立てが多いです。色も味も系統が異なります。
前日に準備できる工程は?
だし取り、青菜のゆで、かまぼこのカットまでは前夜に可能。餅焼きと器盛りは当日にすると香ばしさが残ります。
だしがしょっぱくなったときは?
水や薄めのだしを足して塩気を落とします。うすくちは色が出にくい分、量の感覚を誤りやすいので小さじ単位で足してください。
ゆずがない場合は?
省略しても大丈夫です。好みで柚子こしょう少々ややくみ(ゆず皮の塩漬け)でも香りを足せます。

由来・歴史

お雑煮は、焼いた餅と鶏肉・青菜などをすまし汁でいただく正月の定番汁物です。東京をはじめ関東では角餅を香ばしく焼き、昆布とかつおのだしにうすくちしょうゆと塩で味をつけた澄んだ仕立てが主流です。

西日本の丸餅・味噌雑煮とは見た目も味も異なり、江戸以来の濃口・うすくち文化の中で育ったすまし雑煮として知られます。小松菜やかまぼこ、三つ葉、ゆずなど、家庭ごとに少しずつ具が変わります。

このレシピは2人分の関東風すまし雑煮です。だしを取り、具を下準備してから器で合わせる流れなので、元旦の朝でも慌てずに作れます。餅は別で焼いて最後に盛り付けるのがポイントです。