茶碗蒸し

茶碗蒸し

料理: 日本料理

地域: 日本各地

分量: 4人分(茶碗4杯)

茶碗蒸し(別名で蒸し卵豆腐に近い家庭の蒸し物とも呼ばれる)は、だしで溶いた卵液を茶碗で蒸す和食の定番です。なめらかな食感に鶏肉や海老などの具が隠れ、弱火でゆっくり仕上げるのがおいしさのコツ。このレシピは卵とだし約1:3の基本比率で、蒸し器でもフライパンでも作れます。

ひと目でわかる

所要時間:約45分 · 4人分(茶碗4杯) · 難易度:ふつう · 1杯あたり約120kcal目安

茶碗蒸し(別名で蒸し卵豆腐に近い家庭の蒸し物とも呼ばれる)は、だしで溶いた卵液を茶碗で蒸す和食の定番です。なめらかな食感に鶏肉や海老などの具が隠れ、弱火でゆっくり仕上げるのがおいしさのコツ。このレシピは卵とだし約1:3の基本比率で、蒸し器でもフライパンでも作れます。

材料

  • 卵 3個(Mサイズ)
  • だし(かつお昆布だし) 450ml
  • 薄口しょうゆ 小さじ2
  • みりん 小さじ1
  • 塩 小さじ1/4弱
  • 鶏もも肉(皮なし・小さめ一口) 80g
  • むきえび(または加熱済み海老) 4尾
  • かまぼこまたはなると 4枚
  • しいたけ(石づきを除き薄切り) 2枚
  • 三つ葉 適量
  • ゆずの皮または銀あん(任意) 適量

手順

  1. だしを室温〜ぬるめにし、薄口しょうゆ・みりん・塩を溶かす。卵をボウルで白身を切るように割りほぐし、だしを少しずつ加えながら混ぜる(泡立てない)。目の細かいざるでこして種をなめらかにする。これが茶碗蒸しの種液。
  2. 鶏肉は一口大に切り、塩をひとつまみ振って下味をつける。えびは背わたを取り、必要なら軽く塩ゆでして水気を拭く。しいたけは薄切り、かまぼこは斜めに切る。蒸し器またはフライパンに茶碗が入る深さの湯を沸かし、弱めの中火で湯気が立つ状態にする(直火で沸騰しすぎないよう水位は茶碗の高さの1/3〜半分)。
  3. 茶碗に鶏肉、えび、しいたけ、かまぼこを分け入れ、種液を静かに注ぐ(具が隠れる程度。泡が浮いたら竹串でつぶす)。蓋またはアルミホイルで軽く覆い、湯気の立つ蒸し器に並べる。
  4. 弱めの中火で約8分蒸し、表面が白くなりかけたら極弱火〜とろ火にしてさらに7〜10分。竹串を刺して透明な汁だけが出れば火が通っている。途中で強く沸騰させるとす(気泡)が入るので、湯がゴポゴポするときは火を落とすか蓋をずらす。
  5. 火を止めて2分ほど蒸らし、三つ葉を散らし、好みでゆずの皮や薄い銀あんをかける。熱いうちに供する。

このレシピを評価

補足

卵とだしの目安は重量比で卵1:だし3前後。だしが熱いと卵が固まるので必ず冷ましてから合わせる。

す(気泡の穴)を防ぐには、強火にしないことと、種液を必ずこすことが大切です。最初の数分だけやや強め、あとは弱火がコツ。

蒸し器がなければ、フライパンに布巾を敷いて茶碗を置き、蓋をして同じ時間帯で蒸せます。

あんかけにする場合は、だし100mlに薄口しょうゆ・みりん各小さじ1/2、水溶きかたくり粉でとろみをつけ、器にかける。

冷蔵した余りは翌日、軽く蒸して温めると食感が戻ります。種液を作り置きする場合は当日中に蒸してください。

時間と温度

種液づくり:10分 · 蒸し:弱めの中火〜とろ火で合計15〜18分 · 蒸らし:2分

栄養

120 kcal · たんぱく質 11 g · 脂質 6 g · 炭水化物 3 g

茶碗1杯(種液約150ml+具)の目安

代用

  • 薄口しょうゆ → 濃口しょうゆ半量+塩少々
  • 鶏もも → ささみやはんぺん
  • むきえび → うずら卵やぎんなん
  • かつお昆布だし → 顆粒だし+水
  • 蒸し器 → フライパン湯せん蒸し

保存

粗熱を取って蓋をし、冷蔵で当日〜翌日。食べる前に弱火で軽く蒸して温める。種液の作り置きは当日中に蒸す。

よくある質問

茶碗蒸しにすが入る原因は?
強火で急激に加熱すると気泡が残ります。だしは冷ましてから卵と合わせ、弱火でゆっくり蒸してください。
卵とだしの割合は?
重量で卵1:だし3前後がなめらかさの目安です。だしが多いとゆるく、少ないと固くなります。
蒸し器がない場合は?
フライパンに布巾を敷いて茶碗を置き、湯をはって蓋をすれば代用できます。沸騰しすぎない火加減が大切です。
あんかけ茶碗蒸しにするには?
だしに薄口しょうゆ・みりんを加え、水溶きかたくり粉でとろみをつけて器にかけます。

由来・歴史

茶碗蒸しは、だしで溶いた卵液を茶碗に流して蒸す、日本の定番の蒸し物です。なめらかなプリンのような食感に、鶏肉や海老、きのこなどの具が隠れているのが魅力で、家庭の食事から接待の一品まで幅広く登場します。

ポイントは卵とだしの比率と、弱火でゆっくり蒸すこと。強火ですとす(気泡)が入り、食感がざらつきます。このレシピは家庭の蒸し器やフライパンでも再現しやすい、だし約3:卵1の基本形です。

具は鶏肉・えび・かまぼこ・しいたけの定番構成ですが、ぎんなんやうずらの卵、季節のきのこに替えてもおいしく作れます。冷めてもおいしいので、作り置きの一品としても便利です。