卵焼き(甘い厚焼き)

卵焼き(甘い厚焼き)

料理: 日本料理

地域: 日本各地

分量: 2〜3人分(卵焼き器1本分)

「卵焼き(甘い厚焼き)」は家庭向けの朝食レシピ。砂糖が入った卵液は焦げやすいので、火加減は中火〜やや弱めの中火に保ちましょう。焦げそうなときは卵焼き器を火から外して温度を下げます。材料と手順は以下の通りです。補足には家庭向けのコツもあります。

材料

  • 卵 3個
  • 砂糖 大さじ1と1/2
  • 醤油 小さじ1/2
  • 塩 ひとつまみ
  • 水(またはだし) 大さじ2
  • サラダ油 適量
  • 大根おろし(添え) 好みで

手順

  1. ボウルに卵を割り入れ、菜箸の先をボウルの底につけたまま左右に動かして、白身を切るように溶きほぐす。泡立てないようにするのがコツ。
  2. 砂糖、醤油、塩、水を加えて砂糖が溶けるまでよく混ぜる。白身のかたまりが気になる場合は、ざるでこすとなめらかに仕上がる。
  3. 卵焼き器を中火で熱し、油を含ませたキッチンペーパーで全体に薄く油をなじませる。菜箸の先につけた卵液を落として、すぐにジュッと固まれば適温。
  4. 卵液の1/3量を流し入れて全体に広げる。表面に出てきた大きな泡は菜箸でつぶす。
  5. 表面が半熟のうちに、奥から手前へ菜箸とフライ返しで3〜4回に分けて巻く。
  6. 巻いた卵を奥へすべらせ、空いたところにペーパーで油をひく。残りの卵液の半量を流し入れ、巻いた卵の下にも菜箸で持ち上げて卵液を流し込む。
  7. 半熟のうちに奥から手前へ巻く。同じように残りの卵液を流して巻き、全体の形を整える。
  8. 巻きすやラップで包んで5分ほど置き、形を落ち着かせてから食べやすい幅に切る。好みで大根おろしに醤油をたらして添える。

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補足

砂糖が入った卵液は焦げやすいので、火加減は中火〜やや弱めの中火に保ちましょう。焦げそうなときは卵焼き器を火から外して温度を下げます。

毎回、表面がまだ半熟のうちに巻くと、層同士がしっかりくっついてきれいな断面になります。

だしを加えるとふんわりやわらかくなり、関西風の「だし巻き卵」に近づきます。お弁当用には水分を少なめにすると形が崩れにくくなります。

丸いフライパンでも作れます。卵液を広げたら両端を内側に折って四角くしてから巻きましょう。

冷めてもおいしいので、お弁当にもぴったりです。冷蔵で翌日までに食べきってください。

由来・歴史

卵焼きは、溶き卵を四角い卵焼き器で何層にも巻きながら焼き上げる、日本の家庭料理の定番です。朝ごはんやお弁当のおかず、寿司だねとしても親しまれ、家庭ごとに味つけが少しずつ違うのも楽しいところです。

砂糖を入れて甘くふっくら仕上げる「甘い卵焼き」は関東を中心に好まれ、だしをたっぷり含ませる「だし巻き卵」は関西で親しまれてきました。江戸時代の料理書にはすでに卵を使ったさまざまな料理が登場しており、卵が庶民に広まるとともに家庭の味として定着していったと考えられます。

四角い専用の卵焼き器を使うのは日本ならではの工夫で、層の美しさや断面の黄色の鮮やかさも料理の魅力のひとつです。